【実体験】未経験のインフラエンジニアが現場で求めらること3選!参画前に感じていた不安も紹介

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「資格の知識だけで、実際の現場で通用するの?」
「実際の案件で未経験者に期待されてることって何?」
「専門用語や会話についていけるか不安」

未経験からインフラエンジニアを目指そうとしている方は、こんなお悩みをお持ちではないでしょうか。

私自身、完全未経験の状態で実際の案件に参画しました。結論から言うと、未経験者に最初から完璧なスキルは求められていないです。

しかし「実際の現場に入るまでにどこまで勉強すべきか」は、参画してみないと見えにくい部分です。「最低限の会話についていけるのかな?」や「質問ばかりして先輩に迷惑をかけないか」など心配は尽きないと思います。

この記事では、私の実体験をもとに下記の内容について解説します。

記事の内容
  • 実際に参画した案件の内容
  • 案件参画前に取得していた資格・勉強内容
  • 未経験で現場に入る前に感じた3つの不安
  • 実際に案件に参画して感じた3つのこと
  • 未経験で現場から求められた3つのこと
  • 未経験で現場に入りる際に意識したい4つのこと

未経験でインフラエンジニアを目指している人や、これから初めて現場に行く人は、ぜひ最後までお読みください。

未経験から初めて参画した案件の概要

まずは、私がインフラエンジニアとして最初に参画した案件の内容を紹介します。

参画した案件は、既存で使用しているシステムのアップデートする仕事でした。俗にいう上流工程の部分の案件です。

案件の中で、主に携わったタスクは下記のとおりです。

案件で行ったタスク
  • 詳細設計書の作成
  • 構築時に使用する手順書の作成
  • 手順書に沿ってOSの構築作業
  • 構築時に発生するバグ対応
  • 設計書通りにパラメータが設定できているかの確認

未経験者でいきなり上流工程だったので、不安は大きかったです。しかし、先輩社員がOJTという形で同伴で参画してくださったおかげで、案件に入れて貴重な経験を積めました。

特に設計書の作成は困難の連続です。未経験なので、基本設計書や詳細設計書を見たことが無いレベルでした。その中で基本設計書や現行の詳細設計書を元に、更改後の詳細設計書を作成しました。

このタスクは一緒に参画したOJTの方が居なければ絶対にできなかったので、先輩社員に本当に感者しています。

案件参画前に取得していた資格と勉強内容

この章では、実際に上記のバージョンアップの案件参画前にしていた勉強内容と、取得していた資格について解説します。

取得していた資格

案件参画時に取得していたIT系の資格は「基本情報技術者」のみです。そのため、IT系の用語に全くついていけないというほどではないというレベル感です。

参画前の勉強内容

バージョンアップの案件に参画が決定してから勉強していた内容は下記のとおりです。

参画前に勉強していたこと
  • Linuxのコマンド
  • Linuxの用語

コマンドは下記のコマンドは扱えるようにはしていました。

扱えるようにしていたコマンド
  • vi
  • cat
  • ls
  • touch
  • mkdir
  • rm
  • diff

用語としてはパーミッションは分かるようにはしていました。

未経験で現場に入る前感じていた3つの不安

会話についていけるか

案件参画前に一番不安だった内容が、会話についていけるかどうかでした。

私は基本情報技術者試験には合格していたので、ITの用語が全く分からないというほどではないです。
しかし、基本情報技術者試験の内容を抑えたからと言って、現場で必要とされる会話についていけるとまでは思ってなかったです。

OJTの方が同伴されると言っても、業務で必要となる最低限の会話についていけるのかがとても不安でした。

質問ばかりして迷惑をかけないか不安

不明点を質問しすぎて負担をかけないかがとても不安でした。

未経験で案件に参画するので、不明点は経験者より確実に多いです。そのため、必然的に質問回数というのは増えます。

ここで、質問回数が多くなることで、回答してくれる人の負担になるんじゃないかと心配をしていました。

特に「初歩的なことを聞いてくる人」や「自分で考えられない人」と思われるのではないかという心配が強かったです。

作業ミスで障害を起こしてしまわないか不安

次はミスで大きな障害を起こしてしまわないかを心配だったことを覚えています。

構築関係の案件に入る際に、先輩社員と話す機会がありました。その際に「構築作業時はコマンドを1回ミスると大きな事故になることがある」と聞いていました。

自分が作業する際、1人で何かをすることは無い想定でしたが、不安は強かったです。

特に、私は間違ったコマンドであったとしても判別ができない状態です。案件参画前から緊張感が強かったことは今でも鮮明に覚えています。

実際に案件に参画して感じた3つのこと

資格に必要な知識と現場で求められることは別

実際に参画して思ったことは、資格の内容だけでは現場で必要になる知識は得られにくいと言うことです。

案件にもよると思いますが、私が業務の中で必要になった知識は下記のとおりです。

現場で必要になった知識
  • 各設定ファイルのパラメータの意味・効果
  • パラメータを変更することでどのような影響・効果があるか
  • 要望に対して実装するにはどんな設定変更が必要か
  • 固まった内容を実装するにはどんな手順で行うことになるか
  • 構築時に発生したエラーはどんな意味でどうやって対処すべきか

他にもありますが、ざっくりと上記に記載したとおりです。

私の場合、参画時点で取得していた資格は基本情報技術者のみです。しかし、基本情報技術者試験の内容だと、インフラエンジニアの現場で必要になる知識に直結しにくい印象でした。

また、コマンドもいくつか覚えていました。全く役に立たなかったとまでは無いです。個人の体感ですが、基本コマンドのみ覚えていた場合だと、構築案件の全体の3割ほどは活きるかなと思います。

他の7割は実際に案件に携わって調べながら使用していくものでした。

質問の仕方がわからない

実際に案件に携わると、質問したくてもどんな言葉で質問すべきなのかがわからないということが多発しました。

業務の中で分からないことは無限に出てきます。私が分からなかったものの例は下記のとおりです。

仕事中にわからなかったこと
  • 使用されている単語が内部特有のものなのか公のものなのか
  • 現行システムではなんでこのパラメータなのか
  • 更改後になんでこうなるのか
  • 更改後の設計書の作成方法
  • コマンド実行時のエラー発生時の対応方法

ささっと挙げてみましたが、他にもたくさんあります。分からないことはたくさん出てきても、当時は不明点を言語化することができませんでした。

今振り返ると言語化できることであっても、その時の私の理解度ではどんな言葉で表すのかが全く分かってない状態でした。言語化できない関係上「質問したくてもできない」ということが非常に多くあったことを覚えています。

さらに、質問するために自分なりに調べるということをします。本来すぐに質問できれば発生しない工数と時間が発生し、余計に不明点を片付けるまでに時間を消費することが多かったです。

案件に求められる知識は実際に参画しないとわからない

続いて思ったことは、現場で必要になる知識は実際に参画しないとわからないということです。

案件の参画前に、事前に学習してほしいポイントや内容について情報を渡されます。私の場合「Linuxのことについて勉強しておいてほしい」という内容でした。そのため、コマンドや単語について勉強したことを覚えています。

私が実際に求められたことは、パラメータの内容や調査などでした。「Linuxのことについて勉強しておいてほしい」という内容で勘付く方もおられるかもしれません。

当時の私の頭ではここまで考えられず、1から多くのことを勉強したことを覚えています。

なお、SESのため、案件参画時に事前面談があります。ここである程度細かく質問できる機会があることが多いです。しかし、実際に現場で必要とされる知識の詳細な部分までは知ることは難しいでしょう。

そのため、実際に案件で必要となる知識は参画してみるまで分からないと言うことを学ぶ機会にもなりました。

未経験で実際の現場で求められた3つのこと

相手の年齢に関係なく学ぶ姿勢

まずは、どんな年齢の相手であっても、学びを得る姿勢をもとめられました。

私が案件に参画した際は、同じ会社の先輩と同伴での参画でした。ここで、同じ会社の人は先輩ではありますが、私よりも年下です。

案件参画時に同じ会社の別の先輩から「年下の経験者の方と参画することになるけど、年下から学ぶ姿勢を大事にしてほしい」と念押しされました。

世間一般的には、年上が年下に教育をするというのが一般的です。しかし、私の場合はこの秩序のようなものが反転している状態でした。この点については、同じ会社の先輩だけではなく、参画した案件先のリーダーからも念押しされた内容です。

今この記事を読んでいる人の中には、未経験のインフラエンジニアの人もおられるかもしれません。案件によって異なる部分はありますが、年齢に関係なく学びを得る姿勢は大事にしましょう。

指示内容を正しくやること

先輩から受けた指示を正確に行うことを求められました。

未経験の私は、今やるべきことや今後やるべきことが全く考えられない状態です。その関係上、やるべきタスクを事細かく指示を受けます。

現場では、先輩社員の方から渡されたタスクを正確に行うといったことを求められました。

もちろん中には「なんでこれ?」ってなる内容もあります。それでもとにかくやってみることが大事です。

経験を積むうちに「ここってこうだと思うんですけど」みたいなのは出てきます。この考えを自分の頭で根拠をもって考えられるようになるまで、ひたすら先輩の指示をこなしましょう。

分からないことを質問すること

不明点が出てきた場合は必ず質問しましょう。

未経験で案件に参画した場合、どんな内容だったとしても人一倍不明点があるでしょう。不明点を放置せず、少しでも理解できるようにする姿勢が大切です。

不明点を放置したまま進んでいくと、必ずどこかでつまづいてしまう時が来ます。未経験の場合、分からないことを言語化するにも理解するにも多くの時間が必要です。

「理解するのに時間がかかってめんどくさい」と思うかもしれません。しかし、時間をかけながら調べていく姿勢は、必ずインフラエンジニアとして貴重な土台となります。

不明点が出てきてしまった場合には、時間をかけてでも理解できるようにしましょう。

未経験で現場に入る際に意識したい4つのこと

休日や業務終了後にも勉強をする

未経験の場合は、業務時間外であっても、必要になる知識をキャッチアップする姿勢が重要です。

純粋に勤務時間のみ勉強や調査を行っても、経験者に追いつくことは難しいでしょう。理由は明確で、経験者は今までに実務や自主学習などで、経験値が圧倒的にあります。

実例として、作業中にエラーが出た際に、経験者の方はエラー文から5分以内に解決できることもあります。しかし、未経験の私では、同じエラーを6時間以上費やしても解決できなかったことがありました。

経験者に少しでも追いつくには、勤務時間外の時間を有効活用して、キャッチアップに取り組む姿勢が重要です。

「平日は30分だけでも復習する」や「休日にまとめて1〜2時間学習時間を確保する」など、継続できる範囲で学習に取り組みましょう。少しずつでも積み重ねていくことで、数か月後には大きな差として実感できるようになるはずです。

わからないことは自分で調べる癖をつける

わからない単語や言葉が出てきた際には、まず一度自力で調べて理解に努めるクセをつけましょう。

未経験者は、用語の意味をはじめとして、わからないことが無限に出てきます。すぐ周りの人に聞きたくなる気持ちは痛いほどわかりますが、自力で調べるクセを付けることが重要です。

調べる際は、インターネットや書籍・システムの設計書など、情報源は豊富にあります。また、調べる過程で得られるものは知識だけではなく、検索力や情報の取捨選択の判断力も自然と身につけられます。

わからないことを何でもかんでも人に聞いていると、思考力が育たず、いつまでも自走できないエンジニアになってしまいます。特に、エンジニアは問題解決能力が重要です。少しでも早く一人前のエンジニアになるためにも、まず自分で考える習慣をつけましょう。

完璧に理解してから動こうとしない

何か行動を起こす際は、完璧に理解できなくても行動するようにしましょう。

エンジニアの仕事では、頭の中だけで全てのことを完璧に理解すると言うのは、不可能に近いです。実際に自分の手でコマンドを実行して、実際に動く様子を見ながら「こういうことか」と理解していくことが多いです。

たとえば、Linux未経験の人が「pwd」のコマンドを、いつ実行すべきなのかを頭の中だけで理解するのは難しいでしょう。実際に自分の手でコマンドを実行していくなかで「ここで使えばいいんだ」と理解できるようになっていくものです。

もちろん、何も分からないまま闇雲に進めばいいというわけではありません。「完璧な理解」を待たずに「ある程度わかった」の段階で仮説を立てて、行動していくようにすることが重要です。

手順書やマニュアルは「なぜ」を意識して読む

手順書やマニュアルは、なんでこの記載が行われているのかと、常に疑問を持ちながら読むようにしましょう。

「この順番でなければ正しく動作しない」や「この設定をしておかないと後の作業でエラーになる」といった理由が背景に存在しているのです。そして、コマンドが記載されている内容や順番には必ず意味があります。

最初の頃は、内容を理解するよりも、手順通りに正確に作業を進めることで精一杯かもしれません。作業に慣れてきたら「なんでこの順番でコマンドを実行しているのか」や「なんでこのコマンドなのか」を考えるようにしましょう。

たとえば、下記のようなコマンドが並んでいたとします。

mkdir /tmp/work
chown root:root /tmp/work

上記はディレクトリを作成後に、所有権を変更するコマンドです。権限を変更する際には、後続の作業や既存で動作している処理の関係など、必ず何らかの理由があります。

手順書やマニュアルに書かれているコマンドは、記載されている順番やコマンドになっている背景が存在します。参画当初はわからなくても、徐々にコマンドを実行する理由や背景にも目を向けていくようにしましょう。

手順の意図を理解できるようになると、応用力の効くエンジニアに近づけます。

未経験のインフラエンジニアに最初から完璧さは求められていない

実際の案件では、資格で学ぶ内容だけでは対応しきれない場面がよくあります。現場に参画して初めて見えてくる知識や考え方が多いでしょう。

しかし、未経験だからこそ、学ぶ姿勢や自分で調べる習慣は非常に重要です。年齢に関係なく学ぶ姿勢を持つことや、業務時間外でも勉強を行うことは重要といえるでしょう。

この記事では、未経験からインフラエンジニアになった私の実体験を元に書いてみました。未経験からのスタートに不安はつきものですが、現場での経験こそが最大の学びです。一歩踏み出す勇気を持って、行動を積み重ねながらインフラエンジニアへの道を歩んでいきましょう。

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